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コンクリートカッターの相場はいくら?購入・レンタル・中古の価格帯まとめ2025.05.25 新着情報

コンクリートカッターは道路工事や建設現場、解体作業などで広く活用されている切断機械です。コンクリートやアスファルトといった硬質素材を切るために用いられるため強力な性能が求められますが、その分導入コストも大きく、購入・レンタル・中古のどの方法を選ぶかによって大きく予算が変わります。これから導入を検討している方にとって、相場感をつかむことは非常に重要です。

この記事では、コンクリートカッターの基本的な相場から、タイプ別の価格帯、レンタル料金の目安、中古市場の状況、さらに購入とレンタルのコスト比較シミュレーションや価格変動要因まで幅広く解説します。検索ユーザーが抱く「いくらするのか?」「購入とレンタルはどちらが得なのか?」といった疑問に応える内容です。


コンクリートカッターの価格はどのくらい?基本相場を解説

コンクリートカッターの価格相場は非常に幅広く、数万円で買える小型品から数百万円に達する大型機まで存在します。基本的な相場感をまとめると以下の通りです。

・小型のハンドカッター:新品で8〜20万円前後
・中型から大型のフロアソー:30〜100万円前後
・高性能なウォールソー:100〜300万円前後

価格に影響を与える要素には以下のようなものがあります。

・刃径と切断深度。大きな径のブレードを装着できる機種は高価になる
・エンジン種類。ガソリン式、ディーゼル式、電動式で価格差が生じる
・ブランド。マキタ、ハイコーキ、新ダイワなどの有名メーカーは価格帯がやや高いが品質とサポートが充実している
・付加機能。自走機能、冷却機能、防振設計などがあると価格が上昇する

このように、単純に「コンクリートカッターの値段」といっても条件次第で大きく変わるため、自分の用途と作業規模を明確にしてから選ぶことが大切です。


タイプ別(ハンド・フロア・ウォールソー)の価格帯

ハンドカッターの価格帯

ハンドカッターは片手または両手で持って使える小型タイプで、舗装補修や小規模解体で用いられます。新品の相場はおおむね8万〜20万円程度で、14インチブレード対応の普及機は10万円前後が主流です。コンパクトで持ち運びやすく、DIYや個人利用にも人気があります。ガソリン式が主流ですが、最近は充電式モデルも増えています。価格帯の広がりは出力やブレードサイズによる差であり、より深い切断が可能な大型ブレード対応品は高額です。

例えば駐車場のアスファルト補修や自宅のブロック塀切断など、比較的小規模な現場ではハンドカッターで十分対応できます。軽量性と機動力が魅力ですが、連続使用時間が長くなると疲労も大きいため、業務用途ではフロアソーと併用されるケースもあります。

フロアソーの価格帯

フロアソーは床面や道路舗装を切る中型から大型の機種です。新品の相場は30万〜100万円以上で、刃径が大きくなるほど価格が上がります。30〜50万円程度の小型フロアソーは小規模工事に適し、100万円近いモデルは業務用として長時間の切断作業に耐えられる仕様となっています。自走式や低振動設計、排気対策が施された高機能モデルはさらに高額です。

道路の舗装工事やビル建設の床切断など、連続稼働を前提とする現場ではフロアソーが選ばれます。特に鉄筋入りコンクリートを切断する場合はパワーが求められるため、ディーゼル式の大型機が多く使われます。投資額は大きいですが、耐久性が高く長期的に見ればコスト効率がよいのも特徴です。

ウォールソーの価格帯

ウォールソーはコンクリート壁を正確に切断するための特殊機械で、価格帯は100〜300万円前後と非常に高額です。レールを設置し、壁面を精密に切断する仕組みを備えており、解体や開口部施工に欠かせません。個人が購入することはほぼなく、法人や解体業者が導入するケースが中心です。

例えば新築マンションの改修工事で壁に窓や扉の開口を新たに設ける場合、ウォールソーが活躍します。作業精度が高いため、後処理の仕上がりも良好です。ただし本体価格が非常に高いため、現場では購入よりもレンタルで対応するケースが多く、導入の際は費用対効果を慎重に検討する必要があります。


レンタル料金の相場と利用時のポイント

コンクリートカッターを短期間使用する場合はレンタルが経済的です。レンタル料金の目安は以下の通りです。

・ハンドカッター:1日5,000〜10,000円程度
・フロアソー:1日10,000〜25,000円程度
・ウォールソー:1日30,000〜50,000円程度

レンタルを利用する際の注意点も押さえておきましょう。

・ダイヤモンドブレード代は別料金になることが多い
・配送や回収に追加費用が発生する場合がある
・長期利用では週単位や月単位で割引料金が設定されていることがある
・故障時の補償やトラブル対応について事前に確認しておくことが重要

例えば、年に数回しか使用しない小規模業者であればレンタルの方が合理的です。反対に毎日のように使用する解体業者や道路工事会社であれば、レンタル料の積み重ねで購入費を超えてしまうため、購入が望ましいといえます。レンタルは柔軟性が高いものの、長期的にはコスト負担が大きくなる点を忘れてはいけません。


中古コンクリートカッターの価格帯と注意点

中古市場を利用すれば新品の半額から3分の1程度の価格でコンクリートカッターを入手できます。相場の目安は以下の通りです。

・ハンドカッター:5万〜10万円前後
・フロアソー:15万〜50万円前後
・ウォールソー:60万〜150万円前後

中古購入のメリットは初期費用を抑えられることですが、リスクもあります。使用時間が長いものは内部摩耗が進んでいる可能性が高く、消耗部品の交換や修理が必要になることがあります。また、刃の取り付け部やエンジン、フィルターの状態は必ず確認しなければなりません。特に信頼できる販売業者から整備済みの製品を購入することが安全です。

さらに、中古購入を検討する際は「保証の有無」を必ず確認しましょう。保証が付いている商品なら万一の故障にも対応でき安心です。逆に保証がない場合は修理代が高額になるリスクがあるため注意が必要です。中古品は掘り出し物もありますが、状態次第では新品より割高になることもあります。

失敗しないための具体的なチェックリスト

中古コンクリートカッターを検討する際は、以下のチェック項目を確認してから購入しましょう。

  1. 稼働時間の記録:メーターや使用履歴を確認し、極端に使用時間が長いものは避ける
  2. 刃の取り付け部:摩耗やゆるみがないか点検し、安全に刃が固定できるか確認する
  3. エンジンやモーターの始動性:一度実際に始動させ、異音や振動の有無を確認する
  4. 冷却装置や水供給システム:粉じん抑制のため正常に機能するかをチェックする
  5. 整備履歴と保証:販売業者が整備を行っているか、保証期間があるかを確認する
  6. 消耗品の入手性:ベルトやフィルター、刃など交換部品が現行モデルで流通しているかを確認する

これらを満たしていれば、中古品でも長期的に安心して使用できます。逆に確認不足のまま購入すると、予想外の修理費用で結果的に高くついてしまうリスクが高まります。


購入・レンタルどちらが得?コスト比較シミュレーション

実際に購入とレンタルを比較すると、利用頻度によって大きく結果が変わります。例としてハンドカッターを考えてみましょう。

・レンタル:1日1万円 × 月5日 × 12ヶ月=年間60万円
・購入:新品15万円、耐用年数3年とすると年間5万円相当

このシミュレーションでは、頻繁に使用するなら購入の方が圧倒的にお得です。逆に、年に数回程度しか使わない場合はレンタルの方が合理的です。フロアソーやウォールソーのような高額機種では購入負担が大きいため、使用頻度が低ければレンタルが現実的です。

また、中古を選択する場合は導入コストを下げられる一方で、メンテナンスや修理費用を考慮する必要があります。頻繁に使うが新品購入までは不要、というケースでは整備済み中古が最適解になることもあります。

さらにシミュレーションを広げると、例えばフロアソーを月2回利用する場合、レンタルでは年間50万円程度かかる一方で、中古30万円の機体を3年使えば年間コストは10万円程度で済みます。使用頻度が低い場合はレンタルが合理的ですが、一定以上の頻度になると購入や中古の方が長期的にコストを抑えられることが分かります。


コンクリートカッターの価格が変動する要因

コンクリートカッターの価格は一定ではなく、市場の動きや外部要因によって変動します。これを理解しておくと、導入タイミングを見極めやすくなります。

・需要の季節変動。道路工事が多い夏場や年度末は需要が集中し、価格やレンタル料が高くなる傾向がある
・資材価格の高騰。鉄鋼や燃料の価格変動が製品価格に反映される
・為替の影響。海外メーカー製品は円安時に価格が上昇する傾向がある
・メーカーの保証やサービス体制。長期保証やメンテナンスサポートが付属するモデルは価格が高めに設定される

こうした要因を踏まえると、「今すぐ必要か」「数ヶ月後でもよいか」によって賢い購入判断ができます。特に為替や資材高騰の影響を受けやすい時期は、中古やレンタルで一時的に対応し、市場が落ち着いてから新品を導入する方法も有効です。


まとめ

コンクリートカッターの相場はタイプによって大きく異なります。ハンドカッターは10万円前後、フロアソーは30万〜100万円、ウォールソーは100万円以上が目安です。レンタル相場は1日5,000〜50,000円程度で、短期利用に向いています。中古は新品の半額以下で購入可能ですが、状態確認と販売元の信頼性が重要です。

さらに、価格は資材高騰や需要期によっても変動するため、導入時期を見極めることもコスト削減に役立ちます。使用頻度や現場規模に合わせて「購入」「レンタル」「中古」を選ぶことが最も合理的で、正しい相場感を持つことで余計な出費を防ぐことができます。施工現場における生産性と安全性を両立させるためにも、相場を理解し戦略的に導入方法を決めましょう。



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